2026年05月05日、オーストラリア・シドニーでパレスチナ支援を掲げるイベントが開催され、市長による中止決定にもかかわらず実行されたことが報じられています。
市長の中止決定と開催の経緯
シドニーのクロード・パース市長(Clover Moore)は、「グローバライズ・ザ・インティファーダ」(Globalize the Intifada)と題されたイベント開催を認めない方針を表明していました。インティファーダ(Intifada)はアラビア語でパレスチナ人の蜂起を意味する言葉で、イスラエルとパレスチナ間の紛争に関連する活動を象徴するとされています。市長の決定は、このスローガンが暴力や過激主義を連想させるという懸念に基づいていると考えられます。しかし、当該イベントの主催者らは市長の決定に異議を唱え、表現の自由と集会の権利を主張して、計画通りイベントを実施したと報じられています。
豪州社会での議論
このイベントの開催をめぐり、オーストラリア国内では議論が巻き起こったとされています。イスラエル支持派はイベント中止を支持し、パレスチナ支援派は表現と集会の自由を擁護する立場を示しています。シドニーを含むオーストラリアの主要都市では、イスラエル・パレスチナ紛争に関連した親パレスチナデモが定期的に行われており、地域社会の分断を懸念する声も出ています。豪州政府はこれまで、中東情勢について比較的慎重な外交姿勢を保ってきました。
今後の影響
シドニーでのイベント実施は、表現の自由と公共の秩序のバランスについて、豪州社会でさらなる論議を生む可能性があります。今後の動向に注目が集まっています。
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