2026年05月12日、トランプ(Donald Trump)前大統領が提唱するイスラエルの防空防御システム「ゴールデンドーム(Golden Dome)」の総事業費が当初予定の120億ドルを大幅に上回る1兆2000億ドルに達することが報じられています。
防御システムの概要と計画変更
ゴールデンドームは、イスラエルを中東全域からのミサイル脅威から保護することを目的とした包括的な防空防御網の構想とされています。既存のアイアンドーム(Iron Dome)やデイビッドズリング(David's Sling)などのシステムを統合・拡張し、より高度な早期警戒レーダーと迎撃システムを備えることが想定されています。当初、この事業の総事業費は数十億ドル規模と見積もられていましたが、技術開発の複雑性と地域の脅威環境の変化に伴い、大幅な予算増加が必要とされるようになったと報じられています。
予算増加の理由と地域への影響
防御システムの高度化に伴う開発費用の増加、複数の国からのドローンやミサイル技術の進化への対応、そしてシステム統合に要する人的資源の拡大が、予算膨張の主な要因と考えられています。この巨額の投資は、イスラエルの国防予算全体に大きな負担をもたらすことになるとみられています。一方、イスラエル政府はこのシステムが地域の安全保障強化に不可欠であると主張しており、国家安全保障上の優先事項と位置づけているとされています。中東地域の軍事バランスの変化に伴い、今後の予算配分や実装時期をめぐる議論が高まることが予想されています。
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